Zvartnots大聖堂

Zvartnots Cathedralは、中世アルメニア建築の天上の傑作とも称される遺跡で、アルメニアのVagharshapat近郊に佇んでいます。7世紀、Catholicos Nerses III the Builderの指導の下に建立され、St. Gregory the Illuminatorに捧げられました。円形の外観と、ピアで支えられドームで冠された多層の内部構造は、アルメニア建築の中でも際立つ特徴です。

643年、ビザンツやササン朝の領土へのムスリム・アラブの襲撃が相次ぐ激動の時代に建設が始まりました。混乱の中でも652年に完成・献堂され、その後約320年にわたってそびえ立ちましたが、10世紀に崩壊しました。崩壊の原因は今なお議論が続いており、地震説や反復するアラブの襲撃説などが挙げられています。

20世紀に入って発掘・一部復元された遺構は、かつての壮麗さを物語ります。多角形の外形を支える数多くの柱や精緻に彫られたアーチ、そして鷲を模した柱頭などの興味深い彫刻遺物が主要構造を取り囲み、シリアや北メソポタミアの建築様式の影響を感じさせます。

敷地内の博物館では発掘品が展示され、中世アルメニア建築に関する解説パネルが訪問者を案内します。また、カトリコス宮殿の遺構や中世のワイン醸造所(ワイン圧搾機や石造の槽を含む)も敷地内に残されています。

現在、Zvartnots Cathedralはユネスコ世界遺産に登録され、世界中から訪れる人々を惹きつけています。Ptghunk村の近くに位置し、Yerevanから17km、Vagharshapatから4kmの距離です。この“天上の傑作”の遺跡を歩けば、アルメニアの豊かな建築史に触れる特別な機会が得られます。

Zvartnots大聖堂 地図

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