トビリシからわずか18キロ、気候保養地コジョリの近くにそびえる雄大なコジョリ要塞は、ジョージアの悠久の歴史を見守る史跡です。Koroghli Fortress(Koroghli Fortress)やAzeula Fortress(Azeula Fortress)とも呼ばれ、タマル女王(Queen Tamar)が城壁内で最後を迎えたと伝わることが、さらにその魅力を深めています。
アゼウリ山(Azeuli Mountain)の頂上、海抜1,250メートルに位置する要塞からは、カルトリの広大な風景が一望できます。その高さと断崖上に重なるように築かれた構造は、中世における重要な戦略拠点としての役割を物語ります。かつてトビリシとアルメニアを結んだ隊商路の要所を守っていたことでも知られます。
主に砕石とレンガを用い、堅牢なモルタルで補強された要塞は、11世紀の建設以来数多の戦闘と包囲を受けてきました。現在も残るかつての高い城壁や二つの塔の遺構は、その激動の歴史を静かに伝えています。
特に1921年には、ロシア赤軍第11軍とジョージアの士官候補生(cadets)との最後の激戦地となり、犠牲となった勇士たちを弔う追悼碑が要塞内に建立されています。
歴史的価値に加え、コジョリ要塞は自然愛好家や史跡めぐりを楽しむ人々にも人気のスポットです。かつて王たちの夏の避暑地であった周辺は現在は一般に開放され、緑豊かな景観はピクニックや軽いハイキング、森の静けさを楽しむのに最適です。
王たちの足跡をたどるもよし、自然の静寂に身をゆだねるもよし。コジョリ要塞の訪問は、ジョージアの豊かな過去と魅力的な自然に浸る招待状です。
