川沿いの堤防に沿って、トビリシの賑やかな地区に抱かれるように広がるのが、Dedaena Parkの華やかな緑地です。静けさとレクリエーションのオアシスであるこの公園は、最近大規模な改修を受け、ゆったり過ごせる休憩スペースや国際規格に適合した新設のスケートパークなどが整備されました。
Dedaena Parkは、第二次世界大戦直後に整備され、今日占める土地はかつてMtkvariの河床で、小さなMadatovi島があった場所に由来します。現在のにぎやかな緑地とは大きく異なる風景でした。
公園の名前はジョージア語の「Deda Ena」(直訳すると「母語」「母の言葉」)に由来します。この名称は歴史的な重みを持ち、1978年のジョージア語擁護のデモと深く結びついています。ソ連政府が当時ジョージア語の憲法上の地位を変えようとしたことに抗議し、何万人もの人々が現在のDedaena Parkに集まりました。その結果、ジョージア語の地位はモスクワとの交渉によって守られ、1978年の抗議の集結となった4月14日は現在「ジョージア語の日」として祝われています。
緑の斜面と憩いのスペースの中には、当時の歴史を物語る石造りの記念碑がそびえ立ちます。Elguja AmashukeliとNodar Mgaloblishviliによるデザインで、空に手を伸ばす子どもと、その頭上に掲げられた鐘が象徴的に表現されています。
Dedaena Parkは歴史だけでなく、トビリシの文化と日常の息づかいが感じられる場所です。園内にはバーが2軒とカフェがあり、飲食や軽い休憩に最適。バリアフリー設備も整っており、誰にとっても歓迎される空間になっています。
Dry Bridgeの近くに位置するため、公園を起点に周辺を散策するのに便利です。Dry Bridgeの有名なフリーマーケットでは土産物やアンティークが並び、近くのPublic Service Hallはトビリシの現代建築の象徴として訪れる価値があります。
歴史好きもスケーターも、都会の喧騒の合間に安らぎを求める訪問者も、Dedaena Parkは誰もが楽しめる緑のオアシスです。まさにトビリシの心臓部にふさわしい場所といえるでしょう。
