ボルジョミ高原の観覧車は、ジョージアの風光明媚な町ボルジョミの上にそびえる、控えめながら印象的な高地の見どころです。標高約800メートルに位置するこの観覧車からは周囲の山々が一望でき、他では得られない眺望を楽しめます。ボルジョミの賑やかなセントラルパークに近接しているものの、渓谷の反対側に設置されているため公園の景色は含まれず、代わりにコーカサスの山麓という広大で険しい風景が広がります。
ボルジョミ高原へのアクセスは、1960年代に整備されたケーブルカーで可能です。"Park"駅から"Plateau"駅までは約700メートルを登り、短いながらも景色を楽しめる空中の旅が待っています。ケーブルカーが上るにつれて、よく歩かれた散策路やセントラルパークの鉱泉は徐々に視界から消え、山稜の大パノラマが開けてきます。
高原の頂上には素朴なカフェや土産物店があり、主な目玉はやはり観覧車です。高原自体は大規模な公園やレクリエーション施設に欠けますが、岩場の尾根に沿った歩道が約2.5キロメートルにわたって続いています。これらの道は、ケーブルカー駅から約1.3キロメートルの場所にあるChurch of Seraphim of Sarovへと通じ、さらに約2.3キロメートル先の駐車場へと伸びます。駐車場からは約120メートルを下る険しい階段で、ボルジョミで有名なSulfur Poolsへ降りることもでき、セントラルパークを通る約3キロメートルのハイキングを避けたい人の代替ルートとなります。
規模は控えめながら、ボルジョミ高原の観覧車はその立地ゆえにジョージアの山景色をありのままに切り取る特別な窓となっています。シンプルな観覧車から眺める大自然の風景は、訪れる人に強く印象づけるでしょう。
