かつて金羊毛の伝説が歩いたとされるその地を、あなたも歩いてみませんか?クタイシの王宮地区へようこそ。ここは帝国の興亡や文化の花開き、諸伝統の交錯を見守ってきた歴史の宝石です。
ジョージア屈指の古都クタイシは、さまざまな歴史の物語を織り成しています。複数の王国の鼓動であった時代から交易の要衝へと姿を変えた現在まで、常に動き続けてきた街。その中心に佇むのが王宮地区で、王や王族の物語が今も息づいています。
地区の建築はヨーロッパの優雅さとジョージアの精神が溶け合ったもの。かつての黄金の邸宅 Okros Chardakhi に遡る遺構が根を示し、ヴェネツィアの使節がジョージア王族と肩を並べた時代を思い起こさせます。
ちょっとしたタイムトラベル気分を味わいたいなら、かつての王宮複合施設の遺構をゆっくりめぐってください。あるいは、ロンドンで作られソビエト時代に拡張された19世紀の傑作「White Bridge」を渡るのもおすすめです。
クラシックなギムナジウムや、現在も営業する歴史ある薬局、そして『France』『Palace』といった1900年代の小説から飛び出したような名前のホテルが街並みを彩ります。かつて映画を映した劇場「Radium」は、今ではショッピングを誘う場へと姿を変えています。
2010年代初頭の大規模な復元事業により、古き良き魅力がよみがえりました。歴史好き、建築愛好家、あるいはただぶらりと旅したい方――誰にとってもクタイシの王宮地区は、ジョージアの悠久の物語へと優雅に誘う場所です。
