Didighalish Lake(別名 Didi Ghele Lake)は、カフカス山脈の南端に位置するChkhorotsqu Municipalityでひときわ目を引きます。標高2,900メートルに堂々とたたずみ、霧の届かない高みから鮮やかな青い水面を見せており、周囲の険しい岩山との対比が印象的です。
主に氷河により給われるこの湖は、そびえる地質構造の間に置かれた鮮烈な青い宝石のようです。湖を取り巻く景観は高山草原と色とりどりの野の花、そして古いツゲ林が織りなすモザイクで、多様な動植物の聖域を成しています。ハヤブサやワシが空を舞い、Caucasian snowcocks (Tetraogallus caucasicus) の鳴き声が崖の割れ目からこだまするのを耳にすることもあります。
Didighalish Lakeからさほど離れていない場所にはEgrisi Rangeが広がり、その独自の宝を見せています。Tobavarchkhili Lakeを訪れたことがある人には、この地域の手つかずの自然が馴染み深いでしょう。Kaliashi、Tsakartskali、Lukumurash、Okare、Okhojeといった近隣の高山湖はいずれも大きさや色、魅力が異なり、Didighalish Lakeを取り巻く自然の豊かさをさらに彩ります。
この景観の壮麗さは単なる視覚的なものにとどまらず、この地域を特徴づける豊かな生物多様性や地質の証でもあります。Didighalish Lakeは、自然と真に向き合いたい旅人を待つ、発見されるべき隠れた宝石です。
