グレミ考古学博物館

グレミ考古学博物館で古の息吹を感じてください。青銅器時代の遺物や中世の陶器、目を引く建築遺構が揃う魅力的な史跡です。

絵のように美しいカヘティの景観に囲まれたグレミ考古学博物館は、15世紀に栄えた活気ある都市の象徴です。グレミ周辺の最初の定住はおそらく青銅器時代後期に始まりましたが、都市としての戦略的・政治的重要性が際立つのは主に15世紀以降です。

博物館に隣接してそびえるのは堂々たるグレミ城で、その目玉は岩稜に勇ましく立つ保存状態の良いアルハンゲル教会(Archangel Church)です。そばには三階建ての宮殿と鐘楼がそびえ、城の威容を一層引き立てています。博物館複合施設自体も、グレミとネクレシ(Nekresi)地域で発掘された考古学的遺物の興味深いコレクションを誇ります。歴史的なワイン蔵や、インツォバ川(Intsoba River)へと続くとされる秘密めいた石畳の小道も見どころです。

西へ足を伸ばせば、商人街、宿屋、カルバンセル(隊商宿)、王の浴場など都市の遺構が広がり、かつての賑わいを偲ばせます。発見された陶製の配水管からは、当時高度な上水施設が整備されていたことがうかがえ、精緻な都市計画が行われていた証拠です。

トビリシから120キロメートルの位置にあり、ラゴデヒ国立公園(Lagodekhi)や古い建築遺産ネクレシ、アラザニ渓谷の壮麗なアラヴェルディ教会、ジョージアで最も高い中世教会などの名所にも近接しています。

しかしグレミの魅力は歴史だけにとどまりません。カヘティ地方全体と同様、温かなもてなし、多彩な郷土料理、そして上質なカヘティワインでも名高く、訪れる人はその芳醇な味わいを楽しめます。ジョージアのワイン造りの伝統は少なくとも8000年に遡り、「ワイン発祥の地」として知られています。

博物館では、青銅器時代の武器や道具、装飾品、動物を模した造形物、12〜13世紀の鉄斧、15世紀の陶器文様、施釉タイルやレンガ、16世紀の水道管、各時代の壺類、中世の銅器など多彩な出土品を展示しています。修復されたワイン蔵と壺、醸造用の圧搾機の遺構、王の浴場の一部、カルバンセル、柵、そして美しく修復された"Matarsa"教会などが一体となって、ジョージアの興味深い過去へといざないます。

グレミ考古学博物館 地図

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