ボルジャガロ民族博物館は、バトゥミにあるアジャラ地方の活気ある伝統と日常生活を垣間見ることができる文化施設です。所在地は14 Sharashidze Street。3000平方メートルの敷地には、見応えのある展示と穏やかな造園が調和し、散策路や緑に囲まれ、11メートルの滝を眺めながら学びとリラックスを同時に楽しめます。
この類まれな博物館は、ジョージア出身の芸術家で木彫の名匠ケマル・トゥルマニゼ(Kemal Turmanidze)が30年の歳月をかけて生み出したものです。Khulo、Kheda、Shuakheviなどアジャラの山間の村々の民俗、農業、工芸の歴史に着想を得て、展示物はすべて手作りで仕立てられています。住宅や農業建築の精密な模型、伝統工芸や農作業、日常の場面を再現した精巧な人形が配置され、それぞれ時代の衣装をまとい、本物の道具や素材に囲まれた当時の労働環境を伝えます。
ガイド付きツアーでは展示の背景にある物語や慣習、風俗を詳しく知ることができ、民俗音楽が雰囲気を一層引き立てます。屋外の施設には木陰の小道や野外展示が整えられ、ゆったりと時間を過ごしながら学べる快適な環境が用意されています。
バトゥミ中心部から車で約30分とアクセスも良く、ジョージアの文化遺産に触れたい方には必見のスポットです。精緻な木彫に心を奪われる方も、アジャラの生活に興味がある方も、あらゆる世代にとって充実した体験となるでしょう。
